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DevLOVE関西200回目参加してきました! #DevKan

はじめに

こんにちは、アプリケーションチームの桑名です。

2024年10月26日にDevLOVE関西200回目のイベントがエムオーテックスの2,3Fホールで開催されました!
DevLOVE関西のイベント自体は初めての参加でしたが、イベント準備から懇親会まで余すことなく楽しめました。
この記事では、イベントの概要と得た学びについて簡単に共有します。

イベント概要

DevLOVE関西は、開発者が集まり技術や経験を共有するコミュニティです。
今回のイベントは200回目の記念すべき回で、多くのエンジニアや技術者が参加しました。
devlove-kansai.doorkeeper.jp

セッション

セッション1: 10年ちょっとやってきた僕のアジャイル開発の現在地 椎葉 光行さん(@bufferings)

私たちのチームでもアジャイル開発を実践していますが、イテレーションごとの成果物について悩むことが多いです。
お話の中で、成果物は完成したらすぐ見せたいし、イテレーションレビューでは未完成でも見せる。大事なのはステークホルダーからのフィードバックだ。という話を聞いてすごいなるほどとなりました。
あとは、「うまくいったらどうなるの」という言葉を紹介されていて、早速自分に問いかけながら行動するようにしています。
zenn.dev

セッション2: エンジニアから代表になって気付いたシンプルなこと 染田 貴志さん(@tksmd)

ビジネスの価値を生み出すことが給料に直結するという話。
最近、私はプロダクトの技術的な側面を考えることが多いです。それらはお客様に直接的な機能追加のような価値を提供するものではありません。しかし、事業継続のためには蔑ろに出来ない部分です。お客様への直接的な価値を届けるための開発と並行して進める必要があります。
そのため、私は今期はもう少しビジネスの視点を養おうと考えていて、その行動が間違ってないのだと再認識できました。

セッション3: アルムナイというキャリア選択 粕谷 大輔(だいくしー)さん(@daiksy)

アルムナイ採用という言葉は自分は知りませんでした。
「almuni」 卒業生、同窓生という意味の言葉のようで、アルムナイ採用は一度退職された方を再雇用する採用方法だそうです。
退職後もつながりを持ち続けることの重要性と、改めて入る時には再雇用だからこそ面接では厳しく見てほしいと伝えられたそうで、戻ってきた時の"気まずさ"を自分で取り除くための努力もしっかりされててすごいなと思いました。

セッション4: コミュニティとともに幸せに生きる 久保 明さん(@HappyLuckyAkira)

最近、どんどん色んなコミュニティに参加していっている私には本当に刺さる発表でした。
コミュニティの参加に必要なものは"コミュニケーションスキル"ではなく"相手を信じる"というのを聞いて、私の中ではすごくハードルが下がった気がしました。
これからもどんどん自分のペースでコミュニティと関わっていきたいと思えました。

また、懇親会でも私の話をたくさん聞いていただいて、温かい言葉をかけていただきました。本当にありがとうございました。そしてこれからも相談に乗って欲しいです!

セッション5: ふつうのプログラマのふつうのいとなみ irofさん(@irof)

"ふつう"という言葉って難しいなと思いますが、プロだったら"ふつう"こうするよねという視点で話されてました。
たくさんのワードの中から5つほど、話してくださいましたがその中でも緊急時の規律の話が印象的でした。

  • 緊急時は、いつもやっていることをやる。
  • 緊急時にやることは、いつもやる。それができないならできない理由を取り除く。
  • とっておきはとっておかない。

緊急対応をすることがしばしばありますが、これは本当に大事だなと思いました。新たなリスクを生まない事もそうですし、緊急時にやらないことはやる必要がないことなのかというフローの整理にも繋がるなと思います。

セッション6: 「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を自分でもできるためにやってきたこと 中村 洋さん(@yohhatu)

プロダクトを作る上で利用者のことを知るというのは当たり前のことのようで中々難しいことだなと思います。 私は開発に携わっているプロダクトを使っているお客様のことが知りたくて、2年目の時にマーケティング部門の方にお願いして、運よく実際に運用されているお客様のところへ訪問させていただきました。 そこで使いやすさ、改善ポイントなどいろいろ話を聞けました。ただ、毎度毎度聞きにいくことは難しいので、自分たちで使ってみながら利用者の価値にフォーカスしてプロダクト開発をすることを心がけたいです。

あとは"やったらよろしいやん"のために「自分でハンドルを握る」は意識してやっていきたいです。

セッション7: ダイアログ

最後は登壇者も交えて4~5人のグループを作り、話し手の話を聞いて思ったこと、自分の考え、経験などを話し合いました。
自分のグループにはセッション2で登壇いただいた染田さんがいらっしゃって、私の悩みや考えに経営者としての意見をもらうことができました。
他の方々も私とは持ち場立場が違うので、私にない視点での話も聞けて有意義な時間でした。

写真撮影 & 花束贈呈サプライズ

全てのセッション終了後には写真撮影と、運営メンバーから主催の中村さんへ花束贈呈サプライズがありました!
なんと中村さんは200回のDevLOVE関西に全て出席されてるようで、驚愕でした。
それだけ愛を持ってコミュニティを運営されており、またそれゆえに素晴らしいコミュニティが出来上がっているのだなと思いました。
ちなみに、花束贈呈サプライズは自分も関わっていたので、そわそわしていましたが無事うまくいってよかったです。

エムオーテックス現場の回

イベント開催の準備完了後、受付開始までの空き時間に主催や話し手の方々と会話できました。
その時に、中村さんから「エムオーテックス現場の回をやるのはどう?」といただきました。
エンジニアやマネージャーなど役割が違う人が話すことで、組織、プロダクトの形や、やっていることが多面的に見えてくることを期待する。
また組織やプロダクトのことを知ってもらうことも目的としてやりましょうと。
是非!と首を縦にブンブン振りまして、開催に向けて企画中です。開催の際には是非皆さん聞きにきてくださいね。

こういった話ができたのは、会場貸し出しが可能で準備に関わることができるエムオーテックスの特権だなって思いました。
エムオーテックスでは関西ITコミュニティへの支援として、イベント会場を無料貸し出ししております。
コミュニティを運営されている方、ご興味ございましたら sho.kuwana@motex.co.jp までご連絡ください!

おわりに

本当に学びが多すぎ&実践したいことが大量でした。まだまだ時間はかかりそうですが、ゆっくり消化していきます。
新しい繋がりが増えたり、1年目の時の上司の方とばったり会って、気にかけてもらえてて嬉しかったり楽しい1日を過ごせました。 改めて、運営の皆さん、登壇者の皆さん、参加者の皆さんありがとうございました!
今後も自分のペースでコミュニティと関わりながら、いいエンジニアライフを送っていきたいと思います。