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IT業界におけるコミュニティ活動のメリット

はじめに

こんにちは。サービス戦略課の宮崎です。

今回は、コミュニティ活動で仲間を集め、ナレッジを作成し、次のコミュニティ活動へ繋がる礎を築く機会に恵まれましたので、その体験記をご紹介します。

コミュニティ活動の会のはじまり

業界での最新のトレンドを知るには、最新の情報を発信するコミュニティに潜り込むのが最適です。IT業界で言えば connpass が有名ですね。

コミュニティは学会ではありません。コミュニティ<共同体>です。ワークショップを実施することもあれば、こんな技術を試してみた!のような LTセッション等、様々な催しがあります。

弊社では月一回ペースでコミュティ活動のイベントを開催していましたが、コロナ禍で長らく中断となっておりました。

そんなある日、Cloudflareイベントでエムオーテックス本社の社屋を提供することになり、Cloudflare の DNSリゾルバを個人的に利用していたことから興味が湧いて、運営として参加する機会に恵まれました。

やってみて分かったこと

さて、イベント運営なんて学園祭しかやったことがないため、まずはシミュレーションすることにしました。

  • 案内用の掲示板はどこ?
  • プロジェクターや音響設備の使い方は?
  • 外来者用wifiのSSID/パスワードは?
  • 最終退館の実施方法は?

何となく知っていても、普段やってないとすぐに思い浮かぶ人はあまりいないでしょう。

そこで、開催決定〜当日の動きまでのフローを作ることにして、それこそ主催者と連絡を取るところから司会用の台本を書くところまで、イベントで起きるであろうタスクを全部書き出し、手順も作成しました。

1週間前までにできることは概ねやったので、後は本番を待つだけです。トラブルなんて起きる時は起きるものですが、準備をしたという心の余裕がカバーしてくれます。

実際に開催してみると主催者の方がほとんど段取りしてくださったので、自分はアドリブで繋ぐだけで、台本をめくることもありませんでした。

それよりも中身が面白かった

でも何が面白いかって、自分が持っていた Cloudflare のイメージと全然違っていたからです。

Workers AI のワークショップ、LTセッションで最新のトレンドを織り込んだ RAG や LangChain の技術の話まで聴けて、得るものが非常に大きいイベントでした。自分が携わってるPJにも活かせる内容で、タイトル通りメリットしかありませんでした。

cfm-cts.connpass.com

運営に注力しましたが、イベントが始まってからはもう完全に参加者になってワークショップを楽しんでいる自分がいました。

やってみて分かったことを共有しよう

今回作成したイベント運営フローを Microsoft Loop に登録して、イベント運営をやったことがない人でも回せるようにナレッジとして共有することにしました。

直近で次のイベントがあったため、他の方に運営者としてナレッジを回してもらったら、特にトラブルもなくすんなり終わりました。

イベントというのは何も起こらないのが一番の成果なんでしょうね。

どうやら初めて運営する人でも回りそうだという感触を得たので、今後は社屋の提供だけなくエムオーテックス主催で何かイベントを開催できればと思います。

新たなコミュニティ<共同体>ができることを祈って。

おわりに

株式会社エムオーテックスではコミュニティ活動でのイベント開催に積極的に携わっております。

最大40人収容のフロアスペース、最大200人収容の劇場型ホールを提供しております。

イベントだけでなく、外部研修の会場やコンパ会場、時には運動会やゲーム大会を催したりして、社員の憩いの場としても愛されています。

最大40人収容の10Fフロアスペース。研修からコンパまで開催している憩いの場。

最大200人収容の2-3F劇場型ホール。講演からゲーム大会まで何でも開催できます