はじめに
こんにちは、API開発チームの小久保です。
テックブログならびに本記事を閲覧いただき、ありがとうございます。
今回は弊社の開発部門で行っているAPI開発Working Group(以後: WG)活動についてです。
この記事を通して、少しでもMOTEXの活動のイメージを持っていただければ幸いです。
概要
弊社の開発部門ではメインの業務のほかにも、自身のスキルアップや他チームとの交流を目的としてWG活動をおこなっています。
※強制参加のようなものではございません
わたしはLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(以後: クラウド版)で限定公開しておりますAPIについて、
利用促進のための広報活動(このブログもその一環です)や新しい情報を提供するAPIの候補選定・模索をおこなうWGに所属しています。
※クラウド版 API は、利用申請ユーザー様のみへの限定公開となっており、
お客様専用サイト(LANSCOPE PORTAL)からお問い合わせが可能です。
活動紹介
- メンバーは3人とオブザーバー2人の合計5人で活動しています。
- 主な活動内容
- テックブログの公開
- LANSCOPE における API とその活用例
APIの基本やクラウド版のAPIの活用事例について記載した入門の記事です。
"APIに興味はあるけど使い方がわからない方"や"APIとはいったい何?"といった方向けにAPIのことを把握いただくことを目的としています。 - LANSCOPE API と Power Automate を連携して、デバイス利用許可申請ワークフローを自動化してみた(準備編) (フロー作成編)
LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版(以後: オンプレミス版)でもAPIを提供しています。
この記事ではUSBメモリーなどの記憶領域を持つ機器の利用設定(許可・禁止など)をAPIで変更するようにしてワークフローを実現しています。
内容は少し高度ですが活用の事例としてご認識いただくことを目的としています。 - LANSCOPE クラウド版 API と Power Automate を連携した活用事例
クラウド版で公開しております活動時間取得 APIを活用した長時間稼働者をチャットに通知する方法のご紹介記事です。
長時間の活動をおこなっている社員を把握することで、働き方改善にお役立ちできればという思いと、活用の事例としてご認識いただくことを目的としています。 - 【LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版API活用例】ライセンスの枯渇検知の方法(PowerAutomate)
クラウド版では1つのデバイスの管理につき1ライセンスを消費します。
ライセンスが少なくなってきたことを事前に気づけるようにチャットに通知をおこなうことで、
追加のライセンス購入をご検討いただくなど、サービスの利用促進を目的としています。
- LANSCOPE における API とその活用例
APIの利用状況可視化のためのダッシュボード開発作業
AWSの Amazon QuickSight を用いたAPI利用状況可視化 を行うためのダッシュボード開発です。
弊社ではAPIを提供していますが、どのお客様がどれぐらい活用してくださっているのかが見えにくいという課題があります。(ユーザー数やAPIの実行数など)
この課題に対して利用状況を可視化し、APIの需要分析などに活かしていくためにダッシュボードを開発しています。新しいAPIの模索のための情報収集
弊社のAPIを活用いただくためのディスカッションやAPIを提供している他社様のサービスを拝見するなどの活動です。(以下 APIを提供されている他社様のサイトの一例)
APIドキュメント - Yahoo!デベロッパーネットワーク
Chatwork APIへようこそ!
cybozu developer network
他社様のAPIも参考にすることで、より活用していただきやすいものをご提供できればと考えています。プロダクトマネージャーへ新規APIの提案活動
チームメンバーで選定した新規のAPIエンドポイントをプロダクトマネージャーへ共有し、
今後の開発の種として認識してもらうための活動です。
上で記載している情報収集活動も踏まえ、こんなエンドポイントがあると喜ばれるのではないかというものをいくつか提案をするようにしています。
自らが考えた内容を伝えることは緊張する部分でもありますが、やりがいを感じる部分でもあります。APIエンドポイントの開発
上のような場で提案したAPIエンドポイントを実際に開発をする活動です。
スケジュールの策定などもメンバーを主体に検討しており、主体性をもって活動できる環境です。
自分たちで提案して実際にリリースするという活動が行えるため、やりがいを感じています。成果の社内発表
上記のような取り組み各種を、本部内での成果報告の場にて発表しています。
ただ作成して終わりではなく、活動のなかで得られた経験や課題などを共有することで、
社内のナレッジ強化やスキルアップに繋げることを目的としています。KPT (Keep - Problem - Try) による振り返り
定期的にKeep(よかったポイント)、Problem(課題のポイント)、Try(改善の取り組み)を
メンバーで出し合い、WG活動をより良いものとするように実施・改善をおこなっています。
振り返り時に出た良かった部分や課題を記録していくことは、WG活動のなかでとても有効な手段だと感じています。その他(コミュニティ活動)
不定期ではございますが、お客様との交流の場に参加させていただき、ご意見や要望のヒアリングをおこない、機能実装の検討材料とさせていただくような活動もおこなっています。
- テックブログの公開
まとめ
あまり詳しい情報を載せられず恐縮ですが、主な活動内容については以上です。
また、ここに記載していない細かな取り組みなどもあり、活動は多岐にわたります!
自分たちで考えて提案し、実際に開発するという取り組みはとてもやりがいがあります。
このWG以外にもさまざまな活動がございますので、ご興味あれば採用サイトのほうもぜひご確認ください。
www.motex.co.jp
ここまでお読みいただきありがとうございました。