はじめに
こんにちは。アルバイトの園田です。
本記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は、エムオーテックスでの約2.5ヶ月間のアルバイト体験について、書いていきたいと思います。
アルバイトや就職を検討している方の参考になれば幸いです。
自己紹介
現在、龍谷大学先端理工学部の4年生です。
大学でプログラミングを学び、趣味でWebアプリケーションの開発しています。
2023年の5月半ばから7月末までの約2.5ヶ月間、エムオーテックスでアルバイトさせていただきました。
アルバイト応募のきっかけ
就活サービス「マイナビ」でエムオーテックスを知りました。
当時、チーム開発の経験を積みたいと考えていました。そこで夏の5日間と冬の3日間のインターンシップに参加しました。他の学生さんと協力してTODOアプリの開発をし、様々な知見を得ることができました。
その後新卒採用に応募し、内定をいただくことができました。
入社前に少しでも早く技術的な知見を身につけたいという思いと、以前からエンジニアのアルバイトに興味がありました。
そこで、エムオーテックスでアルバイトをさせていただきたいと申し出たところ、快諾していただきました。
業務内容
ヘルススコアについて
ヘルススコアと呼ばれる独自の基準を用いて、LANSCOPEエンドポイントマネージャークラウド版(以下、LANSCOPE クラウド版)の活用状況を数値化しています。
ヘルススコアを算出し、活用できていないお客様を特定し、フォローアップを行っています。
しかし、ヘルススコアの算出はカスタマーサクセス本部の方が手動で行っており、1社あたり15分かかっています。
全利用ユーザーのデータ取得作業を行うには、理論上約2,000時間必要となります。
そこで、自動抽出する集計基盤を作成しました。
これにより、より多くの時間をお客様のフォローアップに充てることができるようになります。
ヘルススコアの集計基盤の拡張
今回は、ヘルススコアの集計基盤の拡張として、LANSCOPE クラウド版のレシピ機能とAndroidEnterpriseのポリシー設定の集計基盤を担当させていただきました。
アルバイト中に意識していたこと
可読性の高いコードを書くこと
私は、エンジニアがコードを書く際に大事なことは、他の人が処理や目的を理解しやすいコードを書く事だと思います。
これは社員の方々も意識していることだとおっしゃっていました。
そのため、関数名や変数名がどういう処理をする関数なのか、どのような値を格納している変数なのかがわかるように表現することを強く意識するようにしました。
他にも、関数で行う処理は一つにすることを意識していました。
例えばあるデータを取得する関数であれば、データを取得するだけで取得したデータに別処理をしないようにするなどです。
意識はしていたものの、可読性の高いコードを書くことは難しかったです。
たくさんのアドバイスをいただき、成長できたと思います。報連相をきちんとすること
集計基盤の仕様や開発言語についても知らないことが多かったため、社員の方に質問や相談する機会も多くありました。
そこで、あらかじめチャットでわからない部分やどういうことをしたのか、どのように考えているのかなどを伝えるようにしました。
そうすることで迅速にわからない部分を解決し、開発をうまく進めることができました。
アルバイトしてみた感想
経験できて良かったこと
技術面では主にScala,AWS,Gitに触れながら開発をさせていただきました。
Scalaに関しては全く知識がないところからの開発でした。覚えることも多く、難しかったですが、Scalaの基礎知識を身につけることができました。
また、ドメイン駆動設計のオニオンアーキテクチャの考え方であったり、ユニットテストで注意するべきことなども学ぶことができました。本当に貴重な経験をさせていただきました。
また、開発の中では可読性の高いコードを書くことや冗長性のないコードを書くことなど、チーム開発での重要な考え方を身につけることができました。
社内の様子を知ることができたこともよかった点のひとつです。
出社してオフィス内の雰囲気を見たり、リモートワークを経験したり、実際の社員の方々のモブプログラミングの様子なども見させていただきました。
社員の方々から直接お話を聞くこともでき、社風もより理解できたと思います。
社員の方々は技術や知識があるだけでなく、優しいところも魅力の一つです。
動作確認で想定している動作をしなかった際、原因が突き止められないことがありました。そんな中でもしっかり原因を模索し、話し合いがら進めさせてもらうことができ、安心して働くことができました。
また、今回の開発では個人で開発しながら分からないことは随時質問する形で行っていました。そのため自分の書いているコードに対して不安になることもありました。
しかし社員の方々は裏でコードを確認してくれていたり、コードレビュー会を設けて、ご指摘をいただき、不安を解消しながら開発を進めることができました。
初めて触れる言語でわからないことばかりで質問することが多かったのですが、丁寧に教えていただいたり、一緒に考えたりして、楽しく開発をすることができました。
改善点
自分が分からないことを説明した際にうまく理解してもらうことができないことがあリました。分からないことをすぐに理解してもらえるような説明をできるようにしたいと思いました。
終わりに
今回アルバイトをさせていただき、技術面やそれ以外で自分の成長できた部分がたくさんありました。
また実際の業務の様子だったり、普段の社員の方々がどのようなコミュニケーションをとって開発を行っているのかなどを知ることができました。
入社前に、職場の雰囲気や実際の業務の流れなどを体験することができたのは大きな成果です。
この経験を今後も活かしていきたいと思います。
この場を借りて、アルバイトの機会を設けていただいたことに、お礼申し上げます。