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開発本部マネージャー研修参加レポート!

はじめに

こんにちは、品質管理部の藤田です。

今回は、開発本部で取り組んでいる次世代マネージャー育成研修についてご紹介したいと思います。

マネージャー研修とは

開発本部全体で、次世代の組織マネージャー育成とともに、既存マネージャーのパワーアップを目的とした研修になります。

上期と下期でそれぞれ「内部研修」と「外部研修」のプログラムが用意されており、コーチングスキル習得やマネージャーとしてのスキルや考えを学ぶべく、私もチャレンジしてみようと手を挙げました!

今回はその中でも、一番印象に残っている下期の外部研修についてご紹介します。

リーダーシップ実践研修概要

研修期間:2024/1/20(土) 9:00~17:00

参加人数:26名

各テーブル5人~6人でグループを作り、その中でグループワークを行いました。

▼タイムスケジュール

リーダーシップ実践研修スケジュール

リーダー研修の振り返り

上期の外部研修で学んだコーチング研修について、全体で振り返りを行いました。 コーチング研修では、まず、コーチングとティーチングの違いについて学びました。

コーチングとティーチングは、どちらも相手の成長や学習をサポートする方法ですが、アプローチや目的が異なります。

ティーチングは、教える側(教師)が教えてもらう側(生徒)に知識やスキルを伝えるプロセスです。

ティーチングは、教える相手に対して情報を提供し、指導し、評価(FB)します。

一方、コーチングは、コーチが選手の自己発見と自己学習を促進するプロセスです。

コーチは、選手が自分自身の答えや解決策を見つける手助けを行い、自分の目標を達成するために、自己認識や自己改善を促すことを目的としています。

ティーチングは知識やスキルの伝達に重点を置いており、コーチングは自己発見と自己学習の促進に重点を置いていることが大きく違います。

この違いを理解し、自分の意見やアドバイスは極力抑え、相手のペースを見ながら会話を重ねることが重要だと感じました。

マネジリアル・グリッド

リーダーシップスタイルを評価し分析するためのモデルです。

リーダーの2つの主要な行動特性である「仕事への関心」と「人間関係への関心」を軸にしていますので、自分のリーダーシップスタイルを理解することができます。 ゆくゆくの目指す姿は右上のチーム マネジメント型に進めていくようにすることが重要です。

マネジリアル・グリッド

8週間プロジェクト

8週間プロジェクト

最後はグループ演習です。

架空のプロジェクトのリーダーとなり、進めていく中で、毎週何かの事象(問題)が発生します。

プロジェクトリーダーであるあなたはメンバーと共に問題を解決し、プロジェクトを成功に導かなければいけません。

そこで、リーダーとしての考えや振る舞いによる判断を4つの選択肢から1つ選びます。

毎週起こる事象は様々で、メンバー間のトラブルからプロジェクトに影響が出るような課題まで様々です。

「状況を確認、どのように行動するのか選択肢から決め、選んだ理由と根拠、判断基準も含めてチーム内で整理する」一連の作業を8週間続けました。

各チーム大いに盛り上がり、あっという間のグループワークでした。

研修受講者の声

「実践形式で短時間で意志決定を求められる演習がとても新鮮でした。 様々な意見を交わして、意見を合わせていくのは難しかったですが、刺激になりました。」

「インフォーマルリーダーをつくって、全部リーダーが判断するのではなく、報連相によって状況を把握したり、助言しつつ見守るという姿勢も必要だなと学びました。」

「課題がある場合や課題が起こりそうな感覚があった場合は、とりあえず話を聞くことをしていたのですが、 必ずしもそうするべきではなく場合によっては静観することも必要だと認識しましたので、 聞きすぎず、放置せずのバランスを改めて考えていこうと思います。」

「改めて自分を見直す機会になり、チームをさらに強くしていく・リーダーやマネージャーを育てていくために必要なアクションを見つけ出すことができました。」

「演習では他の方の判断した理由や考えを聞くことで、自分の意見を変えることを経験でき、自分とは異なる視点を入れることの重要さを身をもって体験することができたと思います。設定も現実的で非常に有意義な経験になったと感じます。」

たくさんの気づきを得られたり、自分のリーダーシップの強みが再認識できたりと、とても充実した研修だったと思いました!

研修後のコンパの様子を覗き見

研修後は、定番のコンパ! 少しだけコンパの様子をお見せします(笑)

コンパの様子

さいごに

今後も開発部門全体で次世代の組織マネージャー育成に注力し、積極的に取り組んでまいります。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!